不登校支援センターに届いた手紙~不登校を経験し、復学した中学生A君のその後の人生~
こんにちは。不登校支援センター大阪支部の桒原航大(くわばらこうだい)です。
実はこの前、大阪支部にある一通の手紙が届きました。本日はそのお手紙について少しご紹介したいと思います。
以前カウンセリングに来ていた中学生A君からのお手紙
その手紙の書き出しは「お久しぶりです。憶えていますでしょうか?」から始まりました。実はこのお手紙、以前カウンセリングに来ていた中学生の子どもA君が、約4年ぶりに送ってきてくれたものなのです。
カウンセリングに来ていたときは、中学生でしたが、そんなAくんももう大学生になっているとのことでした。私の心の中では、中学生のAくんのままなので大学生になったAくんの姿は想像できませんが、きっとまっすぐで一生懸命な学生になっていると思います。中学生のときに復学し、その後カウンセリングも終結して以降、特に連絡をもらうこともなく、突然お手紙をくれたので、私もびっくりしました。
大学生になり、自分の成長を改めて振り返ったAくん
読み進めていくと、手紙には
- 「あれから高校受験に合格し、楽しい高校生活を送ることができたこと」
- 「今は大学に入り、友達と楽しく寮生活をしていること」
が書かれていました。(あと、「今、桒原さんにもやってほしいオススメのゲーム」も教えてくれてました)
大学に進学し、楽しく大学生活を送っている中、ふと自分のこれまでを振り返り、彼も自分自身の成長を実感したのかなあ、と思います。そして大人になった今の自分を、手紙で私にも教えてくれたのかなあと感じました。
最後に・・・
復学し、登校習慣もでき、カウンセリングも終結した後というのは、私たちもなかなか子どもの近況を知ることは少ないです。そのため、今回約4年ぶりにお手紙をもらい、元気に楽しく大学生活を送っていることを知り、私自身も嬉しくなりましたし、また元気をもらいました。
私自身もそうでしたが、不登校というのは一生背負うものではなく、自分を成長させてくれる経験にもなりうると思っています。そのため、今どうしていいかわからないお子さん、そのご家族に対して、私たちも乗り越えるお手伝いが出来たらと思います。
何かお役に立てそうなことがあれば、一度ご相談に来てみてくださいね。
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