ストレスの多いビジネスマンのストレス発散法から人の心への働きかけを学ぶ
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
外資系のグローバル企業で活躍するビジネスマンのストレス発散方法は
ある講演で、外資系のグローバル企業で活躍するビジネスマンのストレス発散法を聞いたことがあります。
企業や行政の大切な資金を預かり運用する仕事で、世界の金融市場は常にどこかが開かれており24時間気の休まる時間がないという生活を長く続けておられるそうです。そういうハードな生活を続けているが故にストレスへの対処は最重要とのことでした。講演者の男性が、「会場にお越しの皆さんに私のとっておきのストレス発散法をお教えします」とおっしゃるのです。
講演者は、おそらく世界クラスの強いストレスに晒されながら社会を生き延びてきた男性で、その男性の言う「とっておき」というストレス発散法に、私の期待が高まりました。
その男性のとっておきのストレス発散法とは・・・
毎日、必ず1時間、時間を作って運動をする
ことだそうです。
ポイントは「毎日必ず1時間」
私の期待が高すぎたのでしょう・・・。どんなすごい話を聞けるのかと思っていた私はあまりに普通な方法にがっくりきてしまいました。
しかし、続きの話を聞いて、「なるほど」と思わされました。
「毎日必ず」というのはかなり難しいようで毎日世界を飛び回っていても、その時にできることを、使える時間を見つけて運動をするというのは
- コツコツと続けることが必要
- 自分への言い訳を許さない強い意思が必要
- 計画性、臨機応変性が必要
となってきます。
簡単なことでも、長く続けるとなると簡単ではないのだなと納得しました。
人の心への働きかけは運動と似ている?
このエピソード、実は、我々のカウンセリングで似たことがよく起こるように思います。
どういうことかというと、カウンセリング中どんな魔法が飛び出すのかと期待する相談者の方に我々、カウンセラーは時に、地味で目新しさのない働きかけを提案したりするのです。相談者の方は、さぞかしがっかりすることと思います。
でも、人の心への働きかけは運動と似ています。
目に見える変化が現れるまで、毎日コツコツと実践した人から成果が生まれる。
働きかけの中には、そういう要素のものもございます。毎日、コツコツと実践していけるように、進めていきたいですね。
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