不登校解決現場レポート

【再掲載!】今からではもう遅い!?3学期からの不登校改善に向けた準備とは?

※この記事は平成28年11月14日に掲載されたものとなります。

こんにちは。不登校支援センターの佐久真です。

今日は、これから新年(3学期)をどのように迎えるのか、その為にどのような準備を進めればよいのかについてお話したいと思います。fbf9e830b813faf1aeae4accafce0b1f_m

今、何をすればよいか?

それは・・・子どもの状態の把握と、それを学校に情報共有すること」です。

先日小学校6年生のクライアントの学校訪問に行ってきました。そのクライアントさんの周りの支援者の方々は、皆一生懸命に子どもの不登校をどうにかしたい!という一身で、あらゆる登校刺激や勉強の促しかけなどを行っておられました。

しかし・・・

学校とご家庭で支援方針が違う、という状態になっていました。

【お母さん・担任の先生】→ゆっくり本人のペースに合わせながら支援したい
【父・祖父・校長】→卒業まで時間がなく、焦っている。早く即効性のある対応をしたい

支援者の矛先が母親に向いて躾や教育についていろいろ言われていて、お姑さんや校長先生のアドバイスなどを聞いて関わった結果、親子間の関係性が悪化して母親の心労がとても大きくなっている状態でした。

そのためご家庭と学校の間に不登校専門カウンセラーである私が入り、今の状態、ご家庭の支援方針、そしてそれを学校にしっかり情報共有して足並みをそろえて行くこと、なにより、実際にお子さんに関わる時間が一番多い【お母さん】の支援をしていくことが、今の状況改善をする上で1番大切である、という私の考えを支援者の方々にお伝えしてきました。

学校の先生方や祖父母様と、電話やメールで話すことはこれまでもありましたが、やはり当事者である子どもへの想いは、皆さんそれぞれに違うものがありましたので、実際に不登校専門のカウンセラーが間に入って、状況を客観的に把握し、支援方針を学校とご家庭とカウンセラーで一致している状態を、年末までに構築できるかどうかが、新年明け3学期からの子どもの行動に直結してくると感じております。

不登校は待っていても解決しないというのはよく言いますが・・・

支援方針が学校とご家庭で一致していなかったり、よく話し合われていないと、子どもの状態とタイミングによってはより一層不登校の状態が悪化する、という事例が後を立ちません。

最後に

第三者である不登校支援センターのカウンセラーを、学校とご家庭の間に挟むことの最大のメリットは、子どもの状態に見合った適切な支援方針がたてられ、それを学校とご家庭できちんと足並みをそろえられるということです。

学校とうまく連携がとれない・・・と思っていらっしゃるご家庭も多いかと思います。しかし、学校の先生も、ご家庭にはっきりとは言いづらいこと、というものがあると思います。間にカウンセラー(第三者)を挟むことで、今の状況を打開して行けるよう、今こそ動いていきませんか?

 

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授業の模様↓↓↓
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