言葉の捉え方から子どもとのコミュニケーションをとる方法
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。
みなさんは自分の「言葉の捉え方」をどんなふうに認識していますか?
いきなり難しい話に思うかもしれませんが、先日、友人から聞いた話が「なるほどなぁ」と思うことだったので、今回は言葉の捉え方についてお話したいと思います。久しぶりに会った古い友人AとBの会話です。
A:ランチでも行こうか?
B:そうしよう!なに食べたい?そういえばAさんは魚は嫌いだったよね
A:え?私、魚は嫌いじゃないよ
B:え?魚は好きじゃないって言ってたじゃん。
A:・・・。(好きじゃないと嫌いはちょっと違うんだけどな~・・・)
さて、この会話を聞いてどんなふうに感じましたか?
キーワードになるのは嫌いと好きじゃないです。
- Aさんは好きじゃないと嫌いは「違う」言葉
- Bさんは好きじゃないと嫌いは「同じ」言葉
お互いに微妙な捉え方の違いがあるようですね。
ちなみにAさんは「魚はきれいに食べられないから好きじゃないけど、美味しいよね!」と言っていました。
親子の会話でも、同じようなことってありそうですよね。
たとえば、宿題を「やった」「やらない」を
- 少しでも手をつけたら「やった」と感じる人
- すべてやり終えて「やった」と感じる人
がいるかと思います。
この言葉の捉え方が異なることでなかなかコミュニケーションが上手く取れていないご家庭も意外と多いんです。子どもの言葉に、
- これってどういうことなんだろう?
- どう捉えたらいいの?
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