不登校の時間はムダな時間?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
学生の子どもにも、社会人をしている親御さんにも、休日があります。みなさんは休日をどのようにお過ごしですか?
人によって違う休日の過ごし方
ある人は・・・
時間がなくて日頃できないことなどを、休日にしようとするでしょう。事前にやろうと計画していたことを、どれだけ実施できたかどうかが、その休日の評価になるかと思います。
また、ある人は・・・
日常で疲れた身体や心を、休日で回復したいと考えるでしょう。となると、例えば、家から出ることなく、特に何もせずのんびり過ごすことこそが最上かもしれませんね。
お互いのことをどう見るか?
アクティブに活動したい人たちからすれば、のんびり過ごすことを「休日をムダに使っている」と思うこともあるでしょう。一方、休息を求める人たちからすれば、慌ただしく活動していることを「せっかくの休日をもったいない」と感じていたりします。
- 何が「ムダ」か?
- どちらが正しいか
を決めることにあまり意味はありません。ある人にとってムダに見えることも、別の人にはムダではないということです。
人によって、物事の捉え方によって、たくさんの「正解」があると考えればよいのだと思います。
では「不登校をしている時間」は・・・
今、このブログを読まれている親御さんは、子どもの不登校で悩んでいらっしゃる方も多いかもしれません。では、不登校をしている時間はムダな時間なのでしょうか?
いろいろな考え方はあるでしょうが、私は決してムダな時間だとは考えていません。むしろ、子どもにとって必要な時間だという捉え方をしています。
苦しい現状にあるから、そこから抜け出させないといけません。抜け出すために、自分自身と向き合うことになります。それはきっと子どもの将来に繋がっていくことになり、自己理解が深まれば、今までよりも「強く」なれると信じています。
ただ、不登校状態にいる子どもはネガティヴな考え方になり、現実から目を逸らしがちです。そうなると、日数ばかりが過ぎていってしまうことも少なくありません。
今、親御さんができることから始めてみませんか?いつの日にか、「不登校の時間はムダじゃなかった」と思える日が来るために、ご支援をさせていただければ幸いです。
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