子どものやる気を引き出すとっておきの方法
こんにちは。不登校支援センター大阪支部の桒原航大(くわばらこうだい)です。
本日は親御さんからよくお聞きすることについて、取り上げたいと思います。
「学校に行くのがしんどいのはわかるけど・・・。」
「学校に行くのがすごくしんどいのはなんとなく分かるけど、でもそれなら家で勉強とか運動とか何かしたらいいのに、なんで何もしないのだろう?」
と子どもに対して思われる親御さんも多いのではないでしょうか。
子どもたちの中にも休みが続いてくると、その状態に慣れてしまい「やってみようとは思うけどなんか面倒くさい」と中々やる気が湧かない状態の子どももいるようです。皆さんのご家庭はどうでしょうか?
やる気スイッチは実在する!
実際、脳の中でやる気にかかわる箇所、いわゆる“やる気スイッチ”なるものは存在するそうです。(淡蒼球というそうです)
そして、このやる気スイッチを入れるためには、いくつか方法があるのですが、最も取り掛かりやすいのは、「行動してみる」だそうです。やる気が出たから行動するのではなく、やる気を出すためにとりあえず行動してみる。このことがやる気を出すためのポイントとのことです。
動き出すことで自然にやる気があとから湧いてくるそうなんです。不思議ですよね。心理学でいうと、作業興奮と言います。見方を変えると、動かないとやる気はいつまでも出ないという可能性もある、ということです。
とりあえず動くことが大事!
やりたくない気持ちが強い状態で子どもに無理やり何かをさせるのは、どうしても子どもの負担は大きくなってしまうので逆効果ですが、子ども自身も少しずつやる気になってきているがどうしても一歩踏み出すことを躊躇しているときは、「とりあえず一緒にやってみよう!」と提案をすることもあります。
一緒に何かをやってみることで、子どもも課題に取り組む抵抗感が和らぎ、一人でもチャレンジしやすくなるようです。子どもが今どんな心理状態になっているのかにもよりますが、とりあえず一緒にやってみることも試してみてはいかがでしょうか。
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