【第1回/自立に向けて】親御さんが子どもへの接し方を変えるタイミングはいつ?
こんにちは。不登校支援センターの佐久真です。
今日は「子どもへの接し方を変えるタイミング」をテーマにお話したいと思います
親御さんにとって、子どもは天使のような存在であり、何者にも代えがたいとても大切な存在ですよね。そんな子どももいつまでも親御さんの胸に抱かれながら育っていくのではなく、学校という「衆人環境」(=色んな考え方の人がいる場所と考えて下さい)にて様々な影響を受けて育って行き、やがて親離れをしていくのはもちろんのことですよね。
不登校支援センターにてご相談いただく親御さんは、中学生の子どもがいる親御さんが多いです。そんな中で『学校に行くか行かないか?』というお悩みを最初はご相談いただいていても、結局途中からは『親離れ・子離れするにはどう接したらよいのか?』と悩まれる方がほとんどです。
中学生以上になってくると、お母さんに言われたことをそのままするのではなく、自分で考えたことを自分なりに行動するようになります。いわゆる人格形成期ですが、そこで親御さんがどのように接すれば、子どもが自立心を育んでいけるのか、皆さんお悩みを抱えていらっしゃるようです。
全3回でお送りするこの自立のテーマ、注目したいのは子どもへの接し方を変える『タイミング』です。
子どもへの接し方は昔と今と、変わっていますか?
「よく考えたら、小学校低学年の時と、中2の今と、子どもへの接し方が変わってないわ・・・」
とおっしゃる親御さんは非常に多い印象です。子どもは親御さんの庇護のもとで育ちますが、環境は変わらずとも、親御さんからの接し方を変えられると、おのずと子どもは自ら考えて行動せざるを得なくなって来ます。
言い方を変えると、親御さんが接しかたを変えない限り、子どもも考えて行動する必要がないということになる、ということです。
この接し方を変えるタイミングについて、次のブログで実際にあった事例を用いてご紹介したいと思いますので、皆さんまずは「今と昔と、子どもに対する接し方は変わっているのか?」を考えるきっかけにしていただければと思います。
関連ワード: タイミング , 不登校支援センター大阪支部 , 子どもへの接し方 , 子離れ , 自立 , 衆人環境 , 親子関係 , 親離れ