新学期を迎える子どもへの効果的な接し方とは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
今年も暑い夏でしたね。皆さん体調の方はいかがでしたか?私は熱中症になりかけてしまい、水分補給の大切さを実感した夏になりました。
今回は新学期を迎える子どもへの接し方についてお話します。
新学期は子どもにとっても親御さんにとっても、学校への意識を強く持つものです。この強く持った意識をチャンスに変えていくために、何をしたら良いのかと悩まれる親御さんは多くいらっしゃいます。
そんな中、「新学期を迎える子どもに対してどのように接したら良いの?」というご相談をお受けいたしましたので、今回はその一部を紹介いたします。
新学期の子どもの状況や様子はいかがでしょうか?
- 新学期に登校できた子ども
- 登校ができなかった子ども
- 何も変化が無い子ども
など、様々なケースがあるかとおもいます。そんな中、どのようなことを意識して接していく事が大切かと言うと・・・
子どもができた事、子どもがやろうとしたことに目を向けていく事
です。
目をむけるといっても「褒める」ではなく、あくまで確認をしてあげる程度でまずは大丈夫です。
- 登校できた子どもには「学校お疲れ様」と労ってあげる
- 行けなかった、変化は無かった子どもには「学校に対しての意識は持っていたよね」の声掛けをする 等
あくまで一例ですが、「なぜできなかったのか」ということよりも、やろうとした、もしくはやった(行動した)事実を言葉にして子どもに伝えてあげることはとても大切です。そこで、親御さんが安心や嬉しさなどを感じた場合は、そういった言葉を付け加えても良いでしょう。
言葉にして子どもに伝える事がなぜ大切なのか
子どもによっては、「自分の行動や考え方が親御さんにどのように写っているのだろう?」と、不安に思っている場合もあります。そのため、肯定的な見解を子どもに示してあげることで、子ども自身も安心でき、行動をおこす原動力にもなってくることがあります。
- 頑張った子どもには、より頑張ろうとする意識
- できなかった子どもには、また挑戦してみよう、やってみようという意識
を持たせてあげる事が、その先の子どもの行動にも大きく影響して行きます。
不登校解決にむけて、焦らずに一歩ずつ進んでいく事が大切ですが、その一歩として、まずは言葉にしてみませんか?子どもができた事、子どもがやろうとした事に目をむけると、子どもに対する見方もグッと広がるでしょう。
しかし、子どもの状況によって、より効果的な言葉や接し方がある可能性があります。効果的な接し方で、子どもにアプローチをかけていくためにもセンターにお越し頂き、一緒に検討して行きましょう。
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