不登校解決現場レポート

要注意!夏休みは学校に行くストレスが子どもの中で大きくなっていく期間?!

皆さん、こんにちは。不登校支援センター福岡支部の永島です。

画像のポストは博多駅で見かけたもので、通常の二つの投函口に加えて、下部分に子ども用の投函口があります。こういうのを見かけると、子どもとしては「ここに何か入れてみたい!そうだ、手紙を書こう!!」という気持ちになりそうですよね。デザインも可愛いですし、子どもの好奇心や、子どもの「やってみよう!」「やってみたい!」と思う気持ちを刺激する、とても素敵なポストだなと思いました。

さて、そんな子どもたちにとっては待ちに待った夏休みだったことかと思います。
高校生の子どもの中には、「夏休みと言っても課外活動があるから、実質1週間くらいしか休みないんですよ・・・」とぼやいていた子もいました。そんな子どもたちにはあまり当てはまらない話になってしまいますが、今回はその夏休みに気をつけて欲しいことをテーマにお伝えしていきたいと思います。

「学校で受けるストレス回避」のため「不登校という手段を使う」

よく「不登校になる」という言葉を耳にしますが、私たちはそのような言い方ではなく、「不登校という手段を使う」という言い方をしています。子どもたちによって、その手段を使う目的は様々ですが、その目的のひとつに「学校で受けるストレスの回避」があります。

もし子どもが、学校で受けるストレスの回避のために不登校という手段を使っている状態であれば、どんなに夏休みで心を休めたとしても、夏休み明けに学校に行ける可能性は低くなります。(学校に行けたとしても、その状態が長くは続かない)

そして、もうひとつ。ここからが特にお伝えしたいことなのですが、

夏休みに入る前に、学校に対して子どもはどのような意識を持っていたか

が重要です。

夏休みは学校に行くストレスが子どもの中で大きくなっていく期間でもある・・・?

もし夏休み前に、子どもが学校に対して

  • 「行きたくない。」
  • 「嫌だ。」
  • 「きつい。」
  • 「めんどくさい。」

などということを思っていたり、口にしたりしているとしたら要注意です。

夏休みという期間は、ある意味「学校に行かない」という手段を使っている期間になります。その開放感から、子どもは「学校が無ければ自分は安定していられる。」という感覚を得てしまいます。そして、その感覚は「不登校」という手段を使う予兆でもあります。

親御さんとしては「夏休みにしっかり休めば、夏休み明けに学校に行けるようになるだろう。」と期待しますよね。しかし、無為に過ごしてしまうと夏休みは

「学校に行くストレスが子どもの中で大きくなっていく期間」

となってしまう可能性もあります。

夏休み明けの登校を見据えて

夏休みの過ごし方によっては、子どもが夏休み明けに学校に行くようになることも、行かなくなるようになることもあります。夏休みの過ごし方に不安がある方は、是非不登校支援センターにご相談ください。無料面談について詳しくはクリックbn-01

 

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