学校に登校したら不登校解決なのか
こんにちは、不登校支援センター札幌支部の松本です。
ゴールデンウィークを過ぎ、初夏の日差しがやっと北海道でも始まりました。短い夏がやってくる気配を感じます。
経過観察の時期が訪れると・・・
カウンセリングを進めていくと経過観察の時期が訪れます。
そして、経過観察の期間があけると、子どもたちと私の距離は少しずつ遠ざかり、最終的には不登校支援センターに来なくなるタイミングがあります。私は不登校支援センターのカウンセラーとして、巣立っていった子どもたちの背中を見守ることができる事を誇りに思います。
巣立ちを見守った子どもたちから二度とSOSが来ないことを祈っていますが、実は稀に連絡がある事があり、ドキドキしながらカウンセリングに望むこともあるんです。
久しぶりに会った子どもたちからは
- 今、こんな事にチャレンジしている。
- 彼女、彼氏が出来た!!!
- 高校・大学に受かった!!!
- 結婚することになりました!!! 等
聞くことができ、心配が杞憂に終わることが多いです。私は、子どもの成長にとても驚き、嬉しい気持ちでいっぱいになります。
そして、そんな子どもを見ている時に思うことがあります。
それは、不登校の解決はどこなんだろう?と言うことです。
不登校の解決はどこ?
学校に登校できたら解決なのでしょうか?
ただ学校に登校することがゴールではないのでは?と考えます。
子どもが自分自身で何かを見つけ歩き出した時、また不登校を過去のモノに出来た時に、初めて解決なのかなと感じます。
このブログを読んでらっしゃるお父さんお母さんのお子さんにも、不登校を過去のものとして歩き出す力は備わっています。是非お子さんの可能性を信じてあげてください。
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