社会人になっても影響がある?不登校に陥りやすい性格・特性・行動パターン
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
今回は、不登校の問題を放置すると社会人になったときにどう影響が現れるかを考えていきたいと思います。
不登校のカウンセリングと社会人のカウンセリングにおけるテーマの違い
普段は私も不登校のカウンセラーとして不登校問題に取り組んでいるのですが、親御さんからの紹介があったり、子どもが学生時代不登校だったりというところから社会人のカウンセリングを行う機会も多いです。
不登校のカウンセリングのテーマとして多いものは
- 「社会人になったときに影響を残さないために」
- 「子どもが自立できるように」
などであり、
社会人のカウンセリングでテーマとして多いものは
- 「会社に行くことが出来ない」
- 「会社に行ってはいるが、ストレスが処理できない」
- 「引きこもって、家にばかりいる」
- 「就職活動しようとはするが、理想が高すぎて決められない」
- 「そもそも働く気がない」
などです。
社会人クライアントの約50%が不登校経験者
こういった社会人のクライアントのうち、約50%が不登校経験者です。もちろん不登校支援センターに来ている方で割合を出しているので高くなるでしょうが、びっくりする数字ではあります。
これから、このブログで何回かに分けて、
- 社会人になって働きづらい
- モチベーションを維持できない
- 仕事が続かない
- そもそも労働意欲が湧かない
などといった社会人の方の、学生時代の過ごし方に焦点をあてて書いていきたいと思います。
今回は第1弾として性格、特性、行動パターンの部分を挙げていきますね。
※これから記載する内容は「こういう性格の方は社会人になったら、必ず上記のようになる」という意味ではなく、注意が必要である、という意味で挙げさせていただきます。
不登校に陥りやすい性格・特性・行動パターン
- 非常に真面目(こうあるべきだ、こうすべきだ、これぐらいはできないといけない。など頑固な一面がある)
- 自分に自信がない、周りの自分に対する評価を常々気にしている。
- 行動パターンが固執しやすく、なかなか思っていても行動パターンを変えられない。
- 極端なものの考え方(100%うまくいっているときは調子いいが、何かの拍子で80%くらいになると、とたんに意欲をなくし、意図的に0%にしようとする。)
などが挙げられます。上記は不登校に陥りやすい傾向となります。
次回は家庭環境について書きたいと思います。
※社会人になっても影響がある?不登校の予防法、親はどこまで介入すべき?
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