不登校解決の糸口をみつけるために必要な行動とは?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
環境変化(入学、新学年、部署の異動など)のため緊張感をもって過ごしていた4月も終え、楽しかったGWもあっと言う間に過ぎ去ったのではないでしょうか。5月病という言葉もあるくらい、大人も気持ちが入らない時期なのかもしれません。
カウンセリングの時に子どもから教えてもらった曲
さて先日、カウンセリングに来ている子どもが、いま流行っている(?!)という曲を教えてくれました。さっそく一緒にYou Tubeで視聴してみました。「ゆず」というアーティストの「タッタ」というタイトルの曲です。タンバリンをもって皆がダンスをしているのですが非常に元気をもらえる曲でした♪
その歌詞がシンプルでわかりやすく、勇気づけられるメッセージを感じました。そこで、子ども自身が今、興味関心をもっている曲だということもあり、子どもと一緒に歌詞について考えてみることになりました。
一部だけ抜粋します。
♪ たった一度きりの人生 泣いてばかりいちゃダメだ
♪ あっちこっち覗いてみたって 誰かと比べてみたって
♪ いなくなるなんて言ってないで たってまた歩き出そうぜ
♪ 誰も辿り着いたことない ゴールテープをいつか切るために
♪ よーいドン さぁ よーいドン
歌詞と自分を重ねて気づいたこと
どうでしょう、この歌詞、とてもシンプルで分かりやすくありませんか?
その子どもは、歌詞の2行目と自分を重ねたそうです。詳しく子どもに話しを聞くと、それ(他人と比較してしまう自分)が自分を苦しめてしまっていることにも気づいたとのこと。分かっているけど、どうしても他人と比較してしまう自分が、自分の邪魔をするようです。
さらに、そのあとの歌詞には、「♪一歩ずつ君の歩幅でいいから」「♪君となら僕らなら」というくだりが出てきます。それに対して、今できる自分なりの小さな一歩でもいいのだと感じ、応援してくれる誰かが一緒なら、と勇気が持てるのだそうです。
解決の糸口をみつけるために
他人と比べる自分を瞬時にかえることは難しいかもしれません。しかし、『今の自分にできることをやってみようかな』という心境にいたるだけでも、素敵なことではないでしょうか。そんな心境にいたらせた曲なのかもしれませんし、そんな心境になっていたから、この曲が心にとまったのかもしれません。
子どもの興味関心のあることを聴いてみることで、何か糸口が見つかるのだと思います。
またスタートを切ってほしいと思います。
この歌詞にあるように「たった一度きりの人生」なのですから♪
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