中学生の不登校子供の心理学

【家の中での攻防戦(その1)】家から全く出ずゲームし続ける中学2年生男子A君

こんにちは不登校支援センター札幌支部の松本です。

不登校支援センターでは、カウンセラーが必要と判断した場合、ご自宅へ伺う訪問カウンセリングを行うことがあります。本日は、私が以前訪問した、あるご家庭の家の中での戦いについて書いていこう思います。

家から全く出ずゲームし続ける中学2年生男子A君の事例

A君は中学校2年生でした。中学校1年生の12月頃から五月雨登校が始まり、2月頃から本格的に登校が出来なくなり、2年生を迎えたタイミングで、完全に学校に向かうことはなくなりました。

私が相談を受けた時、既にA君は家から出ることも無く、ずっとゲームをし続けている状態でした。お母さんは疲労し、お父さんはイライラが積もり、家庭内での衝突を繰り返している状態だと分かり、A君の自宅に訪問カウンセリングのため伺う事にしました。

家から全く出ずゲームし続けるA君の自宅へ訪問して分かったことは・・・

私が訪問した時、今のご家庭の問題点が直ぐに分かりました。そこにはある光景が広がっていたのです。

3LDKのマンション内にて、自分の部屋ではなく居間のTVの前に布団を敷き、私が訪問していても、構わずにTVでゲームに興じていました。親御さんとは自宅の廊下でお話をするという状況でした。

訪問時に、本人が部屋から出てこないという状況は良くあることなのですが、居間に居る事は珍しい状況といえます。

実は、今回の訪問時に何個かポイントがありました。次回はそのポイントについて触れていこうと思います。

※【家の中での攻防戦(その2)】家から全く出ずゲームし続ける中学2年生男子A君

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