「疲れた」という子どもへの対処は、その疲れの種類を把握することがポイント
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。
新年度が始まって1ヶ月ほど経ちましたね。そろそろ疲れも溜まってくるころかな・・・という時期でもあります。不登校支援センターに通っている子どもたちも毎年この時期になると「あ~疲れたな~」なんていう子が増えてきます。
さて、今日はこの「疲れた」という表現について考えたいと思います。
あなたは子どもに「疲れた」と言われた時どんなふうに対応していますか?
- 「ちょっとのんびりしたら?」
- 「早めに寝なさい」
- 「大丈夫?」
いろいろ思い浮かびますよね。
ただ、ここでひとつ気になることがあるんです。それは・・・
それってどんな疲れなの? ということです。
よ~く考えてみてください。疲れの種類はひとつではないんです。
子どもが使う「疲れた」という表現。その疲れの種類について
大きく分けると二つ「身体の疲れ」と「気持ちの疲れ」といったところでしょうか。
身体が疲れている人なら眠ることが効果的でしょう。でも気持ちが疲れている人は?もしかしたら積極的に外に出て運動したりすることのほうが良い方法なのかもしれません。
大人になると自然とこの「身体の疲れ」と「気持ちの疲れ」の区別がわかってくるかもしれませんが、子どもたちのなかには疲れの種類に気がつかないまま対処をして、さらに疲れをためてしまう子も少なくありません。
最後に・・・
「疲れた」のサインが出たときには「それってどんな疲れなんだろう?」と子どもと一緒に考えてみるのはいかがでしょうか?
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