保健室登校(別室登校)をしている(したい)子どもと学校の向き合い方①
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
新学期も始まりましたね。新たな環境でのスタートはいかがでしょうか?
今回は、学校との向き合い方、中でも保健室登校(別室登校)についてお話しようと思います。
保健室登校(別室登校)をしている子ども・検討している子ども
このブログを読まれている親御さんの中には、お子さんが保健室登校(別室登校)をしている、もしくは検討をしている方もいらっしゃるかと思います。
復学支援のプロセスの中で、保健室登校から教室登校へ戻った子どもも多くいます。
それでは、保健室登校の意義や目的について考えてみましょう。
AさんとBさんの事例から
今回は2つの事例を用いて考えてみましょう。
- 「保健室登校からでもいいよ」と言われたAさん
- 「保健室登校なら学校に行けそう」と言ったBさん
この2つの事例では、AさんとBさんどちらが復学に近いと思いますか?
復学に近いのは・・・
あくまで状況によるのですが、Bさんの事例のほうが復学には近づけるでしょう。
それは何故だと思いますか?
Aさんの事例をみると、「保健室登校からでもいいよ」という言葉からは悪いイメージを抱きにくいかもしれませんね。
ですが、言われた子どもはどのように感じるでしょうか?
- 私は保健室にしかいけない存在だと思われているんだ・・・
- 学校に行くからには教室に行きたいのに、何でそんなこと言われなきゃいけないの?
- 他の同級生とは同じように生活できないって思われているんだ・・・
等の事を考えてしまう場合があります。
何故Bさんの方が復学に近いのか
一見、適していると思いがちな言葉も、お子さんの自尊心を傷つけてしまう場合があります。なぜBさんの方が復学に近いのか、次回お話させて頂きますね。
※保健室登校(別室登校)をしている(したい)子どもと学校の向き合い方②
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