子どもが言う「めんどくさい」の本当の意味を理解するために
皆さん、こんにちは。不登校支援センター福岡支部の永島です。
本日は子どもが言う「めんどくさい」という言葉についてお話しようと思います。
子どもが言う「めんどくさい」という言葉
私は趣味で劇団に所属しており、仕事終わりにその稽古に通っています。
一旦帰宅してから稽古場に行こうとするのですが、「今から行くのめんどくさいな~」と思ったりすることもあるんです。
もちろん稽古自体は楽しいのですが、そのときの体調や移動時間、稽古終わりに自宅に帰ることなどを考えるとついつい「めんどくさい」と思ってしまいます。(なんだかんだで、いつもちゃんと行くのですが・・)
お仕事されている親御さんも、子育てされている親御さんも「めんどくさい」と思うことは日常生活でよくあると思います。
そして、子どもたちもまた「めんどくさい」と言うことが多々あります。
よく使われる「めんどくさい」という言葉、みなさんはどのようなイメージを持っていますか?
- 手間がかかる
- 時間がかかる
- 無駄だと感じる
- 面白くない
など、どちらかというとマイナスのイメージが多いと思います。
しかし、子どもたちの使う「めんどくさい」はさらに多様な意味があります。
子ども達が使う「めんどくさい」という言葉の意味
子どもたちの「めんどくさい」の言葉の意味を理解できたとき、またひとつ子どものことを理解できるきっかけになると思います。
不登校支援センターへ相談に来ている子どもたちの中にも「めんどくさい」と言って学校に行かなかったり、勉強しなかったりする子どもがいます。
その言葉の通りにとらえると親御さんとしては「怠けている」という意味でしか理解できないかもしれません。
しかし、その子どもたちの中には、熱心にゲームをしている子もいたりします。
そしてそのゲームは、実に地道で単調な作業を延々と繰り返すという内容のゲームです。スマホのゲームやオンラインのゲームは本当に「めんどくさい」作業の繰り返しのゲームが多いです。
そんな地道で単調な作業を延々と繰り返すということを行えるのに、いろんなことに対して「めんどくさい」という言葉を使って拒絶するのはなぜなのでしょうか。
そこを見ていくことで、子どもの「めんどくさい」という言葉に隠された『それをやらない本当の理由』が見えてくるかもしれません。
最後に・・・
不登校支援センターでは、不登校専門のカウンセラーがカウンセリングをおこなっております。まず、今お子さんがどういった状況なのか、というところを把握するためにも、お近くのセンターへ初回無料面談にお越しいただければと思います。
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