不登校解決現場レポート

【センターへ通えない方必見】オンラインカウンセリングがスタートしました

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の桒原航大(くわばらこうだい)です。

いよいよ4月がやってきました。新しいことへの期待感と緊張感からでしょうか、センターに来る子も少しばかりそわそわしています。

さて今回は、このブログを読まれている方々、特に支部から遠いところにお住まいの方々にお伝えしたいことがあり、このブログを書いております。

不登校支援センターに通えない、遠方にお住まいのご家族へ

現在、不登校支援センターは全国に7つの支部(北海道、宮城、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡)を開設しています。ご家族がお子さんの不登校でお困りになった時に、少しでも解決の手助けができるようにと全国的に支部を開設していますが、県外から長い時間をかけて(中には宿泊もされて)お越しになるご家族も多く、ご家族の切実な思いを受け止めながらカウンセリングを行っております。そして、不登校支援センターのHPをご覧になりながらも、支部が遠すぎてカウンセリングを断念されている方がいることも、事務局へのお電話を通して承知しております。

私自身も、地元は新潟県になります。中学校のとき2年間ほど不登校になりました。他の専門機関の支援状況は、当時の私には分かりませんでしたが、休んでいる間にカウンセリングなどを受けたことは一度もありませんでした。

例えば私の家族が、当時不登校支援センターに相談する事を希望したとしましょう。

新潟県ですと、東京支部が一番近いです。しかし、東京に行くということは私の家族にとって、ちょっとした家族旅行になります。新潟も新幹線は通っているのですが、縦に長い県なので場所によっては新幹線の発着駅に行くまでに時間が結構かかってしまうのです。そのため、もしセンターへ相談したいと願ったとしても、私の家族としても通うのは大変だったのではないかと思います。(ただ、もし家族からカウンセリングを勧められても当時の私はめちゃくちゃ嫌がったと思いますが・・・)。

また、現在カウンセリングに来ているお子さんの中にも、4月から新たな学校生活をスタートするお子さんも多くいます。中には、その新たなスタートが、家を離れて一人暮らしをすることになる子もいます。親御さんも、お子さんも、「まだ話を聞いてほしい」「カウンセリングが必要」と感じながらも現実的に支部に通うのが難しい状況に置かれています。 (中には海外に留学する子もおりました)

たとえ不登校支援センターに通えなくとも、不登校の解決を目指すために

不登校支援センターとして、こういった状況でも支援を行うことができるよう、オンラインカウンセリングをこの4月よりスタートしています。

電話やビデオチャットを使い、ご自宅にいながらでもカウンセリングができるものになります。どこに住んでいても、親御さんの子どもを思う気持ちや、抱えている悩みは同じ重さだと思っています。私どもも、少しでも、できる限り、お役に立てればと思っておりますので、諦めずにご相談いただければと思います。

オンラインカウンセリングについて詳しくはこちら

関連ワード: , , , , , , , , ,