不登校を克服するために、親子の関係は今どうなっていますか?
こんにちは。
不登校支援センター大阪支部の桒原航大(くわばらこうだい)です。
本日はカウンセリング中に親御さんとお話しする中で、多くの親御さんが抱えている悩みについてお話しようと思います。
子どもは学校のことをどう考えているのだろう。
- 「学校のことどう考えてるの?」
- 「学校休んでいてどうするつもりなの?」
- 「学校にはいつから行くの?」
多くの親御さんが一度は子どもに問いかけたことがあるのではないでしょうか。
実は、私も中学校の時、2年ほど不登校でした。私の家族も私に、同じようなことを言っていました。
私自身はそうしたことを家族から言われて、学校のことについて考えていたかなあ、と思い返すと、嫌で嫌でしょうがなく、なるべく考えないように、そして学校のことを言われないように親と話すのを避けていたように思います。
時には嫌過ぎて、自分の部屋に入ってこれないよう、マンガ本を自分の部屋の扉に積み上げてバリケードを作るほどでした・・・。
それくらい、その時は学校の話をされるのが嫌だったんだと思います。
しかし、今、不登校の子どもを持つ親御さんのお話をお聞きし、改めて感じていることがあります。
- 親御さんは、子どもに嫌がらせをしようと思って、学校の話をしているわけではないということ。
- むしろ、子どもの今後のことが心配でしょうがないので、なんとかしてあげたくて学校の話をしているということ。
当然のことかと思います。
当時の私の親も同じ思いだったと思います。
しかし、その思いを理解するよりも、当時の私のように「学校の話をされるのは嫌だ」という気持ちが勝ってしまっている子も少なくありません。
- 子どものことを心配して、何とかしてあげたいと思い学校の話をする親御さん
- 親は学校の嫌な話をしてくると感じ、ただただ耳を塞ぐ子ども
親御さんの思いも分かるだけに、とても悲しい状況です。
子どもが不登校を克服していくために大事なこと
これから、お子さんが不登校を乗り越えていく上で、親御さんの存在というのは子どもにとって心強い、大きな支えとなります。
お子さんは親御さんの存在をどのように感じているでしょう。
支えてくれて心強いと感じているでしょうか、それとも嫌なことを言ってくると誤解してしまっているでしょうか。
こうした誤解が解けるだけでも、親子で学校のことについて話すことが、ぐっとしやすくなるなあと感じています。
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