子どもの不登校解決に向けて年内にやっておきたい3つのこと
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
今年も残り僅かとなってきました。皆さんは今年やり残してることややっておきたいことがあるでしょうか。
・・・
私は出来たことも出来てないことも結構あります(苦笑)
なんとか年内にすっきり終わらせて、新しい年を迎えたいものですね。
子どもが学校を休み始めると周りから親御さんにアドバイスとして、以下のような言葉がかけられると思います。
「まずは様子をみましょう」
「本人が動くまで待ちましょう」
きっとこの言葉には「焦らずやっていきましょう」とか「急がなくても大丈夫」などと安心させようという思いが込められています。
ですが、親御さんからすると
- 「いつまで待てばいいの?」
- 「どういう状態になるまで待てばいい?」
- 「このままずっと動かなかったらどうしよう」
と不安の声のほうが多く聞かれます。
そこで今回は、実際のカウンセリングでも実施している方法で、尚、親御さんが今からでも実践できることをご紹介します。
1、子どもの学校の状況を確認する
特に中学生以上であれば出席日数が気になるところですね。
高校を受験するときに内申が必要になります。これは都道府県によっても規定が異なるので要注意です。
別室や保健室登校が認められても学校によっては出席扱いになったりならなかったりする所もあるでしょう。
高校生の場合は、このままお休みしたら補習やレポートがあるのかどうか。それによって冬休みの過ごし方も変わってきますね。
受験生であれば勉強はもちろんのこと、学校選びで悩まれている方も多くいらっしゃいます。年内にはある程度方向性を決めていきたいところです。
学校探しから始めるのがいいのか、まずは出席日数をどうやってとっていくのか、卒業するために必要なことは何かを子どもと共有していきましょう。
2、子どもの状態を知って課題を見つけ出す
- 今外に出られる状態なのか、それとも人に会うことすら怖いのか。
- 生活習慣は整っているか。
- 親御さんと本音で話し合いができているか。
- 学校以外のことならやる気があるか。
正直こちらに書ききれないぐらい、子どもをあらゆる角度から知る必要があります。
そこで初めて今子どもがクリアするべき課題が何かを考えることができます。
3、子どもの目標を設定する
時期で分けると冬休み前・冬休み・新年~4月を迎えるまでとしたときに何をどこまでできたらいいかな、と子どもと共有していきましょう。
例えばある中学1年の男の子は、先日先生と会って飼育係を任命されたと嬉しそうに報告してくれました。
そこで、終業式までお世話をしに学校に行ってみよう、ということになりました。できれば冬休みの間もお世話できるといいな、と話していました。
子ども達の反応をみても「いつまでに○○をやってみよう」という明確な目標はモチベーションがあがりますし、やることがはっきり分かって安心するようです。
大人も子どもも、先が見えなくて不安なのは同じなのかもしれませんね。
特に2番と3番については親御さんからのアプローチだけではスムーズに進まないことがあります。
子どもが抵抗したり、聞く耳をもたなかったり・・・
なかなか思うようにいかないこともあります。
そんな時に私達カウンセラーが専門家の立場からサポートさせていただきます。
年内と来年以降について具体的にどうしていくか一緒に考えていきませんか。
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