卒業間近!高校3年生の2学期から不登校になった子どもへの対応方法
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
11月は高校3年生のお子さんを持つ親御さんからの相談が多い月でした。
特に、「2学期になってから学校に行かなくなったんです」とおっしゃる方が多かったように思います。
後もう少しで卒業という時期(高校3年生の2学期)に不登校・・・
卒業を控えているため親御さんは、いっそう心配に思われるかもしれません。
センターに実際に相談にいらっしゃった方からそれまでの学生生活の様子を伺うと、これまでも五月雨登校を続けてきており、なんとか学校と繋がっていたのだが2学期から行かなくなってしまった。という子もいれば、これまでは(表向き)目立った兆候はなく、これまでは(表面上は)普通に学園生活を送ってきた、という子もいます。
ただ、目立った兆候がなかったことが、お子さんがこれまでストレスを感じることなく学園生活を送ることができていたという証拠にはならないと感じています。
子ども本人から話を聞くと、これまではただ「がまん」してきただけ。
そういうケースも見受けられます。
親御さんからの「何かあったの?」「学校はどう?」という問いかけ
「何かあったの?」「学校はどう?」
子どもへそんな問いかけをされている親御さんも多くいらっしゃるかと思います。
そんな時、子どもはこれまでなんらかの理由で困ったことを親に相談するよりも「黙って呑みこむ」ことを選択してきた、ということを念頭に置いていただければと思います。
子どもによって「相談しない」「相談できない」理由は違うかと思いますが、子どもなりの事情があるのだ、ということも念頭に置いて、是非親子の対話をしてみていただければと思います。