子どもに対する「監視の目」と「関心の目」について
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。
本日のお話は 監視 と 関心 がテーマです。
よく、本やインターネットでは 「子どもに関心の目を向けましょう」 なんてことが言われていますね。
この、関心という言葉の意味ってとっても難しいと思うんです。
実際に 「関心」 を持つという行動のつもりが 「監視」 になってしまっていることって多いんですよね。
ということで、「関心」と「監視」の言葉の意味を調べてみました。
関心・・・物事に興味を持つ、気にかける
監視・・・見張ること
この違いってどういうことなのか。
私の経験で感じたことをお話したいと思います。
以前私はとある職場で監視カメラをず~っとチェックする仕事をしていたことがあります。
これ、とても疲れるんですよね。15分もすると目は疲れるし、首や腰は痛いし、何より緊張感がたまらない・・・
そんなとき、職場の先輩がこう教えてくれました。
「動いているものは止まったとき、止まっているものは動いたときに目を向けてみるのがコツだよ」
私にとっては 目からうろこ のこの言葉、今思えばこれが 監視 と 関心 の違いを紐解く鍵になるのかもしれません。
子どもに対して向ける 目 は もちろん大切です。
監視 と 関心 どちらがよりお互いにとってプラスになるのか、そんなことも意識していきたいですね。