不登校解決現場レポート

お子さんにも自分なりの価値観はあります。だから親子間でも価値観は違う?

こんにちは。不登校支援センターです。 こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

本日は、先日バレー部に入ってる子どもと話をした時のお話をしようと思います。 434294484c2860fb04011b3d7b166476_s 子ども:「先生、強いサーブが打てないんです。新人戦まであと2週間しかないのに…。」 私:「そーかー、それならトスアップと打点の調節、フォームの確認で結構変わるはずだよ。あと2週間もあるし。やってみれば?」 子ども:「はい…。」 と、このような会話をしたのですが、子どもは何か納得できない様子でした。 何故でしょうか。

 もう○○と、あと○○の違い

色々な理由が考えられますが、その一つに「2週間」というものに対する捉え方、いわゆる「2週間」という価値観が低い、ということが挙げられるかもしれません。

価値観という言葉を辞書で引いてみると、

「物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断。」 「物事の価値についての、個人(または、世代・社会)の(基本的な)考え方。」 「価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となるものの見方。」 とあります。 彼は「2週間」という期間を考えたとき、自分の能力などを考慮して価値を低く置いてしまったのかもしれません。

そのために行動にはなかなか移せないという結果になってしまったようです。

 価値観に縛られる?

このように考えると、価値観は行動と非常に密接な関係にあります。 また、その価値観は人それぞれであり、みな自分の持っている価値観が普通なのだと捉えています。 そこでぜひ考えてほしいことは「お子さんにも自分なりの価値観が既にある」ということです。 もし子どもが動けずにいるならば、それは経験が足りない故に、自分の価値観に縛られているのかもしれません。 それを他人が力ずくで変えようとしも、うまくいかないことが多いでしょう。 変わるためには、縛られているものに気づき、自分でほどいていく作業が一番の近道だと思います。 お子さんが気づけるきっかけを作ってみるのもいいかもしれませんね。
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