【不登校の原因が知りたい】うち子の不登校原因は結局、何?
こんにちは。不登校支援センターの上原です。
不登校「先生が原因」 認知されず
先日、自宅でヤフーニュースを見ていると
【不登校「先生が原因」 認知されず】という見出しが目を引きました。
「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」をもとにした学校が行う不登校原因調査と、後の追跡調査をもとにした本人が語る不登校の原因の間に大きなギャップが生じている、という内容です。
つまり、学校側の原因調査と本人が語る原因には、差があるのですね。
そういえば、先日私が担当しているご家族のなかにも
子どもの不登校の原因がわからなくてヤキモキしている
とお話されていた親御さんもいらっしゃいました。
その親御さんには姉と弟の二人のお子さんがいて、どちらも現在不登校。
姉は数多くの不登校の原因を挙げていて収集がつかなくなっており、弟は“分からない”の一点張りだそうです。
多くの原因が挙がるのも、わからないの一点張りも、どちらも周りからしたら困ります。
ただ、大きく違う姉弟の主張も、心の動きを見ていくと実は似ている部分があるのです。
それは
子どもも、本当のところ、原因が分からない
という部分です。
分からないからたくさん原因を挙げるのです。
分からないから環境や周囲の変化に対応して挙げる原因を増やすのです。
思いつく原因がたくさんありすぎて分からないから“分からない”の一点張りなのです。
だからこそ周りが気をつけることがあります。
親御さんが一所懸命探している不登校の原因が
いつのまにか『子どもに自分では動かなくてもいい理由を与えること』になっていませんか。
本当のところの原因が分からない子どもの言葉を鵜呑みにしすぎてはいけません。
- 子どもの不登校の原因がわからなくてヤキモキしていませんか?
- だんだん分からなくなりかけていませんか?
- お子さんは今どれくらい自分から動けていますか?
動く前の理由説明で止まっていては、今動けるところに気づくことができず、
不登校期間を無駄に延ばすだけになってしまいかねないので、一度不登校支援センターのカウンセラーと一緒に状況を確認してみてはいかがでしょうか。
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