“不登校に慣れてしまっている”子どもたちと考えたいこと
こんにちは。
不登校支援センターの上原です。
リオオリンピックも終わり、2学期中盤にさしかかりました。
子どもも大人もエンジンを改めてかけているころではないでしょうか。
最近、個人的にリオオリンピックで卓球男子初のシングル銅メダルに輝いた水谷隼選手のブログをチェックしていました。
そのなかで「努力の上に花が咲く」という内容に目をひきました。
http://ameblo.jp/mizutani-jun-blog/entry-11592969357.html
テーマに関しては中村学園創設者の中村ハル先生のお言葉だそうです。
内容は5項目の「なりたい」で構成されています。
水谷選手はこのような意思をもって卓球に取り組み、メダリストになったのだな、と感動しました。
女子卓球ほど男子は注目されていなかったことにヤキモキしていたとのことで、
「皆の目を引き付けたい」という心も原動力になったことでしょう。
(例のガッツポーズを生み出したのももしかしたら・・・)
さて、
不登校に“慣れてしまっている”子どもはどんな子でしょうか?
正直、私は不登校カウンセリングをしていて、目の前にいるこの子は私よりも固い意思をもち、誰よりも人からの注目を意識している人間だな、と感じることが多々あります。
もしかしたら学校に行っている子のほうが、自分の意思がなく、人からの注目を意識していない子が多いのかもしれません。
自分の意思がないほうが周りの指示どおりに動きますよね。
指示があれば動き、なにをするにも「どうしたらいいか?」を聞き、言われたとおりに動く。
反対に指示がなければ動かない。
“不登校に慣れてしまっている”子どもたちは、学校に行くように声をかけても動きません。
「どうしたらいい?」と聞いてきたとしても、周りの人たちが示してあげる提案に従おうとはしません。
そのような子どもはそれらの提案に納得しない自分の意志があるのではないでしょうか。
その意思の固さや意識の高さを生かすためにも、「自分がどうしたいか」「自分がどうなりたいか」を
一緒にとことん考え、社会で生きていくための矢印の軌道修正を、親御さんと共に子どもたちに対し取り組めればと考えております。
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