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不登校の子どもと良好な親子関係を築くための方法【事例2】【第1回目/全4回】

こんにちは。
不登校支援センター横浜支部カウンセラーの本沢です。

肌寒い季節になりましたね。

私はスポーツ観戦が好きなのですが、この季節になるとプロ野球がいよいよ終盤になり盛り上がってきます。
横浜支部の目の前の横浜スタジアムでも、連日盛り上がっておりました!

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なぜかと言うと、DeNAベイスターズが初のクライマックスシリーズ進出を決めたからです!
監督は就任1年目、特に大型補強は無い中で、そこまで好成績を納めた秘訣はなんだったのでしょうか。

様々な要素はあったと思いますが、その中の一つに「監督と選手との関係」が考えられます。

ラミレス監督は、負けた試合の後でも決して選手を腐らせるようなことは言わなかったそうです。
選手がミスをしてもそれを責めるのではなく、試合の流れや戦術の良し悪し、プレーの中身を話すそうです。

そして、明るい笑顔で「明日があるさ」と言います。

また、ラミレス監督は試合中、ベンチに腰を下ろさず、常に前のめりで立っています。
そういった選手たちを思いやる心わかろうとする心が姿勢や態度に表れていたのでしょう。

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全身からにじみ出る、その人間性が、選手たちには「愛情」として伝わり、選手たちも監督の「愛情」に応えようと奮起したのですね。

来シーズンも頑張って欲しいです。

さて前回、子どもの「自分は愛されているか」「受け入れられているか」を確認する行動について、事例を交えてお伝え致しました。

不登校の子どもと良好な親子関係を築くための方法【事例1】【第1回目/全4回】はこちら

今回は、別の事例をお伝えしたいと思います。

6月から学校に登校しなくなった、中学2年生の男の子の話です。

今回、お伝えする事例は、6月から学校に登校しなくなった、中学2年生の男の子です。

当初、その子が訴えていた理由としては、
「自分だけスマホを持っていないから友達が出来ない。スマホを買ってくれ。」
という内容でした。

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親御さんも「そんな理由ではスマホは買えない。高校生になってからにしなさい」と説得していました。

さて、その子はどんな行動をとったでしょうか。

生活態度を注意されたり、怒られたりした際に親御さんに暴力を振るう様になりました。

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あまりにもひどい時は、警察を呼んだ事もあったそうです。
警察官と話している時は大人しくしているのですが、特に悪びれている様子は無かった様です。

仕方なく話し合いの末、iPodを購入する事になりました。

スマートフォンの様にアプリはダウンロードできるので、そこからゲームに熱中する時間が増えました。

親御さんからしたら「学校にも行かず、ゲームばかりやっている」様子には耐えられず
ネットが繋がる時間を制限しました。

すると、子どもはまた暴れました。

親御さんは、「もうどうしたら良いのか分からない」とセンターの初回無料面談に来られました。
では、続きは次回以降でお伝えしますね。

不登校の子どもと良好な親子関係を築くための方法【事例2】【第2回目/全4回】はこちら
不登校の子どもと良好な親子関係を築くための方法【事例2】【第3回目/全4回】はこちら
不登校の子どもと良好な親子関係を築くための方法【事例2】【第4回目/全4回】はこちら

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