【不登校と受験】子どもの進学を目前としたときに読んでいただきたい話
こんにちは。不登校支援センターです。 こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
2016年も残り少なくなってきましたね。 皆さんは、「残りもう2ヶ月しかない」もしくは、「まだ2ヶ月ある」 どちらで捉えられていますか?
今回は「受験」をキーワードにしてお話をして行きたいと思います。
大学受験ではセンター試験の申し込みが完了し、高校受験では学校見学などが落ち着きを見せるなど 既に進学先を決め、次のステップへと足を伸ばし始めている子どももいますね。 そんな中、「学校にあまり行けていないのに受験に向かってどのように進んでいけば良いのだろう。」と 悩んだり焦ったりしている方々も多く見受けられます。
親御さんからこのような言葉をよく聞きます。
「子どもに、どこに(どのような所に)進学したいのか聞いても、あまり答えが返ってこないんです。」 このような経験をされた方は多いのではないのでしょうか? 子どもから明確な返答が無いと親御さんの方が焦ってしまいますよね。 こういった親御さんとお子さんとの間に温度差が大きく生じているケースがよく見られます。
その場合、どのようにお子さんと受験に向かって進んでいくのが良いのでしょうか。
「どこに?」「どのような所に?」といった具体的な考えの前に 1クッション置いてみましょう。
- 「どのような高校(大学)生活を送りたいのか」
- 「どのような高校(大学)生になりたいか」
といったイメージの共有が有効に働く場合があります。
多くの子どもたちは、次のステップのイメージを持っていません。
その中で具体的な答えを見出すのはなかなか難しいですよね。 そのため、イメージを持つことで具体的な方向性を考えやすくすることに繋がるかと思います。 親御さんの経験を交えて話をしてみるのも良いかも知れませんね! 僕もカウンセリングの際には子どもたちに、自分の学生時代のお話を、恥かしながらよくします。 まずは、子どもと同じ目線に立ち、一つ一つ考えてみると良いかもしれません。