子どもとの会話において覚えておきたい重要なポイント①〜会話のキャッチボール〜
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤みゆきです。
今日は親子の会話でのポイントについてお話します。
よく「会話はキャッチボール」なんて言いますよね。
今、ご家庭での会話のやり取りはキャッチボールになっていますか?
一方通行の投げっぱなしになっていればさすがに「キャッチボールとは言えないな」と気づくこともありますが、
実は一方通行よりも怖いのは キャッチボールになっていると思い込んでいる状態です。
例えばこんな会話・・・
子 「学校に行きたくないんだ」
親 「行かなくちゃダメだよ」
子 「宿題が終わってないんだよ」
親 「宿題終わってなくても行けるよね」
一見すると会話は成立しているように見えます。
でもこれは、キャッチボールとは言えないんです。
なぜなら、キャッチボールに大切なのは
「まずキャッチ(受け止める)すること」だからです。
先ほど例として挙げたやりとりは、例えるなら「ボレーの打ち合い」みたいになっているんです。
同じ言葉を返すのでも、キャッチしてから投げ返すのとキャッチせず打ち返すのでは
子どもの受け止め方は大きく変わります。
まずいちばん近くにいる親御さんから子どものボールをキャッチできると、
子どもも親御さんの言葉をスムーズにキャッチできるようになると思います。
ぜひ、意識してみてくださいね。
子どもとの会話において覚えておきたい重要なポイント②〜会話のキャッチボール〜
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