良い姿勢とは?正しい姿勢とは?違いって何?
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
「姿勢が悪いわよ!」
と、親御さんがお子さんに注意している場面をよく目にします。
このブログを読まれている皆さんも、自分のお子さんに対して注意したことがあるのではないでしょうか。
もしかしたら、皆さんも子ども時代に一度は注意されたことがあるかもしれませんね。
そもそも「良い姿勢」とは、どのような姿勢を指すのでしょうか。
良い姿勢 と 正しい姿勢の違いって何でしょう?
「良い姿勢」と聞いて皆さんはどのようなものを思い浮かべましたか?
体育の授業で習ったような、
- 足はかかとをつけて、つま先はこぶし一つ分開く
- 胸を張って、あごを引く
というのは一般的に「良い姿勢」と言われていますよね。
さて、実際にこのような姿勢で歩いている人はいるでしょうか。
あまり見かけませんよね。
それぞれが自然な姿勢でいるはずです。
それが正しい姿勢なのです。
しかし、人は苦しいときや辛いときには猫背ぎみになり、視線は下を向いてしまいます。
なかなか気づきにくいことではあるのですが、辛い気持ちが無意識に体を丸めてしまうのです。
下を向いて背中を丸めている子に、「さあ!元気を出して!前を向いて!」
という言葉をかけただけでは、姿勢は良くなりません。
下手すると今度は壁を向いて丸まってしまうのではないでしょうか。
正しい姿勢 でいるために大事なことは
正しい姿勢は、お子さんによって様々です。
より良い姿勢をとらせるために、あれこれお子さんに指示をしてしまうかもしれません。
しかしすぐに姿勢は戻ってしまうでしょう。
お子さんが悪い姿勢であることよりも
大事なことは
お子さんがなぜその悪い姿勢をとっているのかを考えることです。
お子さんと一緒に考え、お子さんに気づかせてあげることが
正しい姿勢(ストレス解消した状態)への第一歩へとつながるはずです。