「あんたたちのせいでこうなったんだ!」と親に責任転嫁してきた時の子どもの心理
皆さんこんにちは。
不登校支援センター福岡支部の永島です。
本日は学校に行けなくなったばかりの子どもが、荒れた時の発言についてお話ししたいと思います。
来談される親御さんからよくこのような言葉を聞きます。
「子どもが、「自分がこうなったのは親のせいだ!」と言って私たちを責めるのです。」
そしてその言葉に対して
- そうね。ごめんね。
- じゃあどうすれば良かったの?
- 人のせいにするんじゃないよ。
などと応えても、会話の進展が無いことがほとんどです。
それなのに、同じような会話を何度もしてしまいます。
なぜ先に進まない会話を何回も続けるのでしょうか?
あるケースにおいては子どもには「もっと依存したい。もっと親密になりたい。」という気持ちの表れであることがあります。
そのような行動を取る背景には、自分自身の今の状況に対して自力で解決することができず、欲求不満が積み重なってしまい、責任転嫁を行っているということがあります。
その結果、「自分が安心して依存できる相手」として、親に対してコントロールしようとしかけます。
先ほどの会話の目的は「親をコントロールするために、罪悪感を感じさせること。」です。
罪悪感を感じさせたいだけなので、
「ごめんなさい。」
と言えば、
「謝って済むと思ってるの?」
と返ってくるし、
黙っていたり、
「もうお母さんにはどうしたらいいかわからない。」
「あなたの思うようにすると良いよ。」
と反応すれば
「逃げないでよ!」
と返ってきます。
もし、このような会話に心当たりのある方は、早めに不登校支援センターにご相談ください。
このままの状態が続くと、子どもも親も精神的に疲れて不安定になってしまいますよね。
自力での解決が難しくなり、深みに陥ってしまうケースもあります。
不登校支援センターでは、不登校専門のカウンセラーが話を伺っております。
ご家族が今後も気持ちよく過ごせるように一緒に考えていきますので、 まずは初回無料面談にお越しいただければと思います。