学校に行かない子どもの自己防衛に関する問題を解決する方法 その①
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
学校に行かない子ども達は、さまざまな手段を使って、自分自身を守っていることが多いように感じます。
では、どんな手段を使って自己防衛が行われるのか。
その中のひとつに「否定者」という立場をとることがあります。
問題・課題そのものを否定してかかり、自分を守るということです。
「そのことは自分にとって問題ではないから、解決に向けて取り組まない。取り組まなければ、失敗することもないし、傷ついたり、自信を失うこともない。」
つまり勝負しなければ負けることはない、ということです。
もし失敗すると
「自分は能力がない。」
ということになり、それに直面すると辛いため、問題そのものを否定してかかるのです。
できない自分は見たくないですし、そもそも問題としなければ、能力がない自分と直面する辛い気持ちを
避けることができますよね。
そうして自分を守る子どもが多いように感じます。
大人だって使ってしまう手段なのですが。
たとえば、こんな発言が出てくる場合があります。
・「勉強する意味がわからない。」
(本当は、意味がわからなくても、勉強をするにこしたことはないと気づいているのですが。)
・「面倒くさい」
(できないという評価をさける為に、あえてやらないことをアピールしていることがあります。)
このようなことを続けていると、挑戦してみることが恐くなってしまい
取り組まない癖がついてしまっているケースを見かけます。
しかし、
「こういう否定者という立場をとって、自分を守っているよね。逃げているよね。」
という指摘をしても、反発されるのが関の山。
このような否定者という立場をとってしまっていることに向き合ってもらうには、
やっぱり「聴く」ということが大事なのです。
正そうとする人ではなく、分かろうとしてくれた人にしか、本音は話してくれません。
誰かに気持ちを分かってもらえて初めて
「このまま自分を守ってばかりはいられない。ちゃんと自分の問題を解決しよう。」
という勇気を持てるのでしょう。
不登校支援センターでは、不登校専門のカウンセラーが担当しています。
まずは初回無料面談にてお子さんについてじっくり伺っていきますので
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