カウンセリングを通して感じた「子どもが不登校になることで子ども自身が困ること」①
こんにちは。
不登校支援センターの上原です。
子ども自身が不登校で困ることってなんだろう・・・と考えたとき
- 学校行かなくても生きていけるし~
- 学校いく意味なんてないじゃん
- 他にも学校行ってない人いるじゃん
と言う子どもたちもいますよね。
たしかに、直接生死に関わることではないですし、塾などもあり勉強が出来なくなる訳でもありません。友達などの人間関係も学校に行かないと出来ないということでもないですし、すべてが間違っているとも言えません。
最近のカウンセリングでは親御さんからも
「私自身、小学校や中学校の勉強を今何か生活で使ってるかと言ったらそうではないし、だいたいの密な友人関係は大学時代とかだった」
とお聞きしました。
さて、カウンセリングを通して感じた不登校で困ることの1つ
全員に共通しているのは「ルールのある集団感覚から離れる期間」だと感じます。
・自分の家や部屋とは違い、個人が尊重されない時間
・自分のやりたいことをするために、相手や周りとの調整が必要になる時間
このような時間が減り、その時間から離れる期間が長くなればなるほど、
よりその時間に対する抵抗感は強くなります。
また、集団のなかで「周囲との調和を感じ考えるスキル」が高すぎることでストレスを感じ、その時間から離れてしまう子どもも多く見られます。
そのような場合はスキルの発動を調整しながら改めて向き合わなくてはなりません。
「周囲との調和を感じ考えるスキル」が高すぎる子どもほど、もう一度向き合うことからが始まりとなります。
ただ、今は様々な集団環境を経験できる場が多くあります。
学校へ行きづらくても、そういった場には行けるという子どもも多くいます。
次回はさらに掘り下げて、
困らないために必要なのは何故「学校」なのか
について、理由をお伝えいたします。
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