【不登校・新学期を迎えて】(中学3年生A君の事例)
こんにちは、不登校支援センター札幌支部の松本です。
始業式を迎え、子供たちの状況は様々です。
本日は新学期を迎えた子ども達の様子をお知らせしたいと思います。
中学校3年生男子A君(不登校期間8ヶ月)
4月の新年度以降、始業式から登校し今のところ毎日登校。学力テストを受ける事も出来ました。
今のところは順調に見えますがA君ならではの不安な要素が出てきています。
しかし、A君ならではの不安な要素が出てきています。
それは「頑張りすぎること」にあります。
A君は学業面、部活面、学校生活すべて頑張ってきましたが以前と同じ顔が出てきています。
本来頑張って取り組むことはとても良いことなのですが、頑張りすぎてしまい長続きが出来ない事が多くあります。今回も以前と同じ傾向が出てきている為、カウンセリングでは同じ話を聴き続けています。
継続は力なりという言葉がありますが、A君は逆に頑張りすぎるため、長続きすることが出来ず、そこから学校に行くことができなくなってしまいました。A君の現状の課題としては
・継続をするための力のかけ方
・完璧主義からの脱却
・フラストレーションに対しての対処
上記の3つがA君にとっての課題です。
継続することに関しては本人の中でもその重用しえは感じていますが、持ち前の完ぺき主義が邪魔をしてしまいます。そして自分の思い通りにならない事からストレスを貯めてしまうという悪循環に陥っていました。
問題というものは1つの物事だけで構成されていることは珍しくこのように様々な要素が絡まって行動に支障が出てしまうことは多くあります。
A君とのカウンセリング内で感じることは非常に良い資質を持っていると感じます。
が、A君にとっては「こうでなければならない」という考え方が継続するときにパフォーマンスの低下を招く結果となっています。
学力テストでも、A君も以前よりも努力をした成果がテストの点数として出すことができました。
最後に
受験生にとっては夏休み明けここからがストレスの非常にかかる時期が始まります。
ここから未知の領域に足を踏み入れていきますが、焦らずコツコツやることで大きな成果がでることでしょう。
頑張れ受験生!!!!