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「学校に行く意味がわからない」と言う子への接し方のコツ【夏休み明けの再登校を目指して!】

「もう!!“○○からは学校行く”って言ってたじゃない!!」【前編】
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。

センターにお見えになられる親御さんのお話の中で、 「子どもが『学校に行く意味がわからない』と言っているんです」ということを お伺いすることが多いです。

そのようなことを子どもが言おうものならば、大人としては『学校に行く意味』を 子どもに理解させてあげないと、と思いますよね。 ですので、多くの親御さんが説得を試みられます。

しかし、いくら説得しても、子どもが聴く耳を持とうとしない、そんな事態に陥ることはありませんか?

そこで、ここでは『学校に行く意味がわからない』と言っているお子さんへの接し方のコツをお伝えしていきたいと思います。

そもそも学校に行く意味ってなに?

学校に行く意味とは、どういったものでしょうか?

  • 教養を身につけること
  • 集団生活に慣れること
  • 人間関係をつくったり、維持したりすること
  • 期限内に課題をこなすこと
  • 自分がやりたくないことでもやること
  • 社会に出るための準備をすること  etc…

その他にも色々な意味がありますね。

将来、社会に出るときのことを考えてみても、 学校でそういった経験を積んでおくことに越したことはありません。

教育を受ける権利があるのに活用しないのは、もったいないですね。

学校に行く意味がわかったのはいつでしたか?

小中高生の私自身を振り返ってみても、よく訳のわからないまま学校に行っていたと思います。

この記事をご覧になっている親御さんは、子どもの頃はいかがでしたでしょうか?

学校に行く意味を理解し、納得して学校に行っていたでしょうか?
おそらく、『学校に行く意味がわからない』けど行っていた、ということも おありだったのではないでしょうか。

『学校に行く意味がわからない』の言葉の裏の気持ち

『行く意味がわからない』=だから行きたくないんだ

その意図は伝わりやすいですから、
大人の方もそれにつられて
『~~意味があるでしょ』=だから行きなさい
という言葉の裏のやりとりが行われているのでしょうか。

しかし、前章でお伝えしましたように、
『学校に行く意味がわからない」=学校に行かない
ということは必ずしも成り立ちません。

同様に、
学校に行く=『学校に行く意味がわかる』
というのもいつも正しいとは限りません。

つまり、子どもが「行く意味がわからない」と発言したとしても、 『行く意味』を理解させてあげる必要があるかというと、必ずしもそうではないのですね。

大人でもよくある「行きたくないなぁ」という気持ちがあるように、大人でもそういった弱音を吐くことで、気持ちを発散しているところがあるのと一緒ですね。

接し方のコツ

・気持ちを表現しているんだと考えてみる
・その気持ちに共感してみる そうすることで、少なくとも親子関係上のストレスは減らすことができます。

この夏休みに是非、お子さんの様子をゆっくり見られる機会にされるのはいかがでしょうか?

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