不登校解決現場レポート

不登校の子どもに兄弟がいる親御さんへ

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皆さん、こんにちは。
不登校支援センター福岡支部の永島です。

本日は、不登校の子どもに兄弟がいる親御さんにお伝えしたいことがあります。

それは、不登校という症状は、兄弟にもうつるということです。

これは不登校の再発率が80%以上という非常に高い数値とも関係することでもあります。

 

なぜ不登校が兄弟でうつりやすいのか?

それは、『学校に行かない』という行動の選択肢ができてしまうからです。

子どもたちは学校に行き、ストレスを感じながらもなんとか続けようと努力しています。そのときの行動の選択肢の中に、最初から『学校に行かない』というものがあるわけではありません。

ただ、子どもたちの精一杯の努力の中、どの行動でもストレスに対処できなくなってしまったときに、『学校に行かない』という選択肢が生まれてしまい、それを実行してしまいます。

兄弟がそのような行動をとっていると、それを見て他の兄弟の中にも『学校に行かない』という行動の選択肢が生まれてしまいます。

「あ、学校に行かないのも有りなんだな。」

と。

『学校に行かない』という行動をとる目的は様々です。

  • 勉強から逃れたいのか
  • 人間関係から逃れたいのか
  • 親の気を引きたいのか
  • 同級生の気を引きたいのか
  • またはそれ以外の何かなのか
  • 子どもによって様々な理由、目的があったりします。

そしてその子にとっての理由、目的が達成できると感じたとき、『学校に行かない』という選択肢を選び、行動するのです。

では、どうすれば他の兄弟の不登校を防ぐことができるのか?

それは、家庭環境や、その兄弟関係、子ども一人一人の性格などにもよります。
気になる方は不登校支援センターにご相談ください。