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長期休暇明け、不登校でも夏休みに向けて「今から」できる事【第2回目/全3回】

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こんにちは。

不登校支援センター横浜支部カウンセラーの本沢です。

 

前回は、長期休暇明け、特に「9月1日」を子供たちがどう捉えているのか、というのをお伝えしました。

⇩⇩⇩前回の記事はこちらから⇩⇩⇩

長期休暇明け、不登校でも夏休みに向けて「今から」できる事【第1回目/全3回】

 

今回は、周囲の支援する方が「今から出来る事」をお伝えします。

 

私が考える「今から出来る事」は、シンプルです。

その子に対する「意識」を変える事だけです。

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なぜ、その子に対する意識を変える必要があるのでしょうか。

それは、関係が濃ければ濃いほど「思い込み」が存在するからです。

家族・親子であれば尚更です。

これまで何年何十年と同じ空間で生活していれば、変化に気付きにくくて当然です。

未成年者が、自らの命を絶ってしまう事件の後に必ずと言って良いほど話題に上がるのが、

「なぜ周りに相談しなかったのか」

「相談出来る人がいなかったのか」

「相談しやすい環境作りをしなければ」

などですね。

 

まさに、その通りだと思います。

 

では、どの様に「相談出来る環境」を作っていけばよいのか?

方法の一つとして、確認・検証という方法が出来ると思います。

その為の、行動観察です。

今、お子さんと接する時間はどれくらいありますか?

 

1日は24時間ですね。

朝、起床して登校するまで、大体1~2時間くらいでしょうか。

部活動・塾などに通っているとしたら、帰宅は、20時~21時くらいでしょうか。

そうすると、就寝まで2~3時間でしょうか。

もっと早く帰宅するお子さんもいらっしゃるかも知れません。

 

例えば、19時に帰宅したとして、就寝時間が0時だとしたら、およそ5時間。

朝の時間と合わせて、多くておよそ7~8時間でしょうか。

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お子さんの状態によっても、関わる時間は変わってくると思いますが、

単純に考えて、残りの時間(およそ16時間)は、他の環境で色々な事を吸収して、色んなストレスを受けている訳です。

もちろんご家庭によって、コミュニケーションの量や質も様々です。

でも多いご家庭でも、「全て」は話さないですよね。

最後に

この「空白の時間」を、観察する側の「思い込み」だけで判断するのだけは、やめましょう。

その子に対して、「分からない」「知らない」部分があるという事を認識するのです。

それを認める事で、より興味・関心を持って話が「聴ける」のです。

では次に、「聴く」ポイントについてお伝えしていきましょう。