お悩み解決「一問一答」不登校解決現場レポート

不登校の子に、このような声かけは大丈夫なのか?と不安な親御さんへ

d39da9209cb2068f2a09a543d68fbfe0_m                

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。不登校支援センターです。 こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。    

 

東京支部の周辺は、上野公園をはじめ、桜がきれいなところがとても多く、毎年春が訪れるのがとても待ち遠しいのですが、あっという間に青々とした景色になりました。 季節の流れの速さを感じている今日この頃です。

今回は、お子さんへの「声かけ」についてのお話です。

毎日のカウンセリングや、この時期多い初回面談の中でお話を伺っていると 「このようなことは言ってもいいのでしょうか?」 というご質問を多くいただきます。 とても悩みますよね・・・。このことは、我々カウンセラーもとても慎重になるところです。   ◉躊躇してしまう理由としては

  • 逆効果になるのではないか
  • 関係性が壊れてしまうのではないか
  • 反抗され、暴力でも振るわれたら…

といったような事もあり、悩まれている親御さんが多いです。 ◉特に多くきくのが

  • 「明日学校だけど、どうするの?」
  • 「今日は学校に行くの?休むの?」

といったような、確認の声がけについてのご相談です。 気になりますよね。。   休むのなら、親御さんが連絡しなければいけないし、でも、もしかしたら「行く!」と言ってくれるかもしれない。。 など、様々なお気持ちがあり、確認したいけど、良いのかな。。という親御さんが多く感じます。

では、少し視点を変えて考えてみましょう。

もしあなたのお子さんが『学校に行っていっていれば』お子さんに上記のような声かけはするでしょうか? 大方の答えは「NO」だと思います。 学校に行けていないからこその質問ですよね。   では、その言葉を聴いたお子さんの心境にも目を向けて行きましょう。 学校に行けていた時であれば、決してされなかった質問であれば、違和感を感じたり、時には「学校に行きなさい。」と言われているような感覚になってしまいます。 また、学校に行かないことを前提で聞かれている。といった感覚になっている可能性があります。 学校に対して、前向きになっているときに、親から疑われた感覚になってしまうと、親御さんから自分への評価が下がってしまっていると感じ、気持ちが後ろ向きになってしまうかもしれません。 言葉は、親子であろうと、その人の受け取り方によって、違う意味で捉えられてしまうこともあるので、慎重に考えることはとても大切なことです。  

では、どのような声かけがふさわしいのか。

その答えは無限にあるでしょうし、おそらく正解なんてありませんよね。 学校に行けていた時のことを思い出したり、本人の今の状況をしっかり理解する事が、導いてくれます。 そのヒントを一緒に掴むためにも、セミナーや初回面談に来ていただいてお子さんの”今の”状況をお聞かせいただき、あなたのお子さんにあった適切な声かけについて、一緒に考えていきませんか?  

無料面談について詳しくはクリック