〜夏休みに考える不登校〜 子どもがふとんから出てこない時、どう接する?【第1回目/全3回】
こんにちは。
不登校支援センター横浜支部カウンセラーの本沢です。
私は元々、朝弱い人間で目覚めて脳が動き出すまでに時間を要します。
特に季節の変わり目って、眠いです。
カウンセリングの中で相談の多いトピックの一つが、まさにその「寝起き」についてなんです。
朝、学校に行く為に起きる時間になっても起きてこない。
あれ? と思い見に行くと、頭からフトンをかぶって出てこない。
無理矢理起こしても起きないなんて事ありませんか?
本当に具合が悪いのかな
一時的なものかな
とりあえず今日は学校を休ませよう、
という対応を取られる親御さんも少なくないと思います。
その後、また登校を続けるお子さん、行ったり休んだりを繰り返すお子さん、様々だと思います。
もしかしたら、それは不登校予備軍の段階かも知れません。
だとしたら、このまま放置して長期的な不登校になる前に、対策を立てる事が必要です。
というのは、当センターにカウンセリングに来られる方で
「もっと早く動いていれば良かった」
「あの時は、こんな風になるとは思ってもみなかった」
「今思えば、前兆があったんですね…」
などの話をされる親御さんが少なくないです。
ドラえもんがいてくれたら過去に戻ることも出来ますが、残念ながら現実的には無理ですよね。
なので「今」から出来る事、「将来的に」やっておいた方が良い事を建設的に実践していきましょう。
その為には何が必要でしょうか。
それは「今の状態」を客観的に知る事です。
では、次回以降で、どの様に「今の状態」を把握していくかをお伝えしていきますね。