不登校解決のための3つの心構え 『何のための登校?不登校?』【1回目/全3回】
こんにちは、不登校支援センター仙台支部の上原です。
学校へなかなか行かない状況が続いた子ども達が再び登校し始めると、もちろんそれがゴールではないと分かっていても私自身嬉しいものです。
親御さんにおかれましては、嬉しさはより一層のものがあるかと思います。
- 「うちの子、学校に行きだしました!」
- 「今週登校した日がありました!」
- 「急に学校へ行ったので驚きました!」
日々のカウンセリングを通しても喜びの瞬間が多くあります。
しかし、反対に
- 「今週も行きませんでした・・・」
- 「なにも変わりません・・・」
- 「先週行けたはずなのに、今週は行けなかったです・・・」
解決までのプロセスの中では親御さんと考える瞬間も多くあります。
学校に行った行かなかったで繰り返される親御さんの一喜一憂
その親御さんの感情は、子どもにとっても自分の学校登校よりも気になることなりますし、親御さん自身の心的エネルギーの消耗にも繋がります。
これから、新学期が始まりますが
“確認のための登校”が多くなる時期となります。
※この言葉の意味は、下記に説明書きを載せています※
その場合、私たちが親御さんと目指す「再発防止を含めた継続的な登校」にはなりません。
つまり、確認のための登校である限り、翌日や翌週、翌月行けなくなることが自然なのです。
何のために登校したのか、もしくは何のために登校しないのかを考えることが早期の不登校解決のために必要な心構えの1つとなります。
※確認のための登校※
子供が先生やクラスメイトなど学校環境を確認することを目的とした行動で、なかにはその後の学校に行かない理由を得るために確認をしに登校する子どももおります。
不登校解決のための3つの心構え “役割分担できていますか?”【2回目/全3回】
不登校解決のための3つの心構え “役割分担できていますか?”【2回目/全3回】