「おなかが痛いから学校に行けない」という子どもにどの様に接していくべきか。【第1回目/全3回】
こんにちは。
不登校支援センター横浜支部のカウンセラー 本沢です。
最近、「FPS」と呼ばれる種類のゲームが大流行してますね。
スプラトゥーンやコールオブデューティー、バトルフィールドなどなど。
ウチの子もやってる!
という親御さんも多いのではないでしょうか。
他にも無料の物もたくさんあります。
詳しい子に聞いたのですが、「ファーストパーソンシューティングゲーム」の略で、ファーストパーソン(プレイヤー視点)の3Dシューティングゲームの事らしいです。
ゲームの描写やストーリーがより現実的であるほど、自分がその世界の中に入り込んでいる臨場感が大きいのと、「いつ敵に倒されるか分からない」というストレスの中で、思い通りに動けたり、敵を倒せた時の達成感がより大きく感じられるとの事です。
もっと驚きだったのは、それを職業としている方々がいるという事です。
要するに「プロゲーマー」ですね。
とは言っても、まだまだ日本は発展途上で、海外の方が人数もスポンサーも多くつくみたいです。
トップクラスの人では、年間に2億から3億の賞金を稼ぐそうです!
もしお子さんが「プロのゲーマーになりたい!」と言ってきたら、どうしますか?
そんなゲーム好きな中学生の男の子が相談にきました。
その子は朝、学校に行く時間になってもトイレから出てこなくなりました。
あまりにも長時間出てこないので、お母さんが「じゃあ、今日は学校休むって連絡するよ~」と言うと、しばらくしてから出てきます。
その後、家で過ごしていても、体調が悪い様には見えないし、本人も「明日は行くよ」と言うのです。
でもまた朝が来ると、おなかが痛くなってしまいます。
友達が迎えに来てくれることもありました。
その時は自分で玄関に行き、「今日はちょっと行けない。ゴメンね」と言って友達を送り出します。
その後は、家でゲームをして過ごす事が多かったです。
休みの日には、親御さんと一緒に模型屋さんに行って、モデルガンを見たりしていました。
それではこの子は、どの様に立ち直ったのか。
次回以降、詳しくお伝えしていきたいと思います。