子どもが話したくなる、もう1つのポイント
こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
先日「子どもが話したくなる3つのポイント(聴き方について)」をお伝えしました。
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ポイントは、
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横並びになって、聴く(威圧感を与えないこと)
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子どもの気持ちを受け入れて、理解する姿勢を見せる。
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「何があったのか」を聴く(「なぜ」だと問いたださないこと)
でしたね。
カウンセリングを進める中で、親御さんにはこんな不安がよぎるようです。
・「わかるわかると理解を示していたら、子どものネガティブな言動を助長してしまうのではないか」
・「学校に行かないことまで、認めてしまう流れになるのではないか」
・「甘やかしてしまい我儘な子どもになるのではないか」
そんなお声をお聞きします。
そう感じると、「行きたくない気持ちはわかる。でもね、学校が行かなければならないところっ!」そんなメッセージを出していることが多いようです。
敏感な子ども達は、
・「口先だけで、気持ちは分かるとか言ってるけど、結局は学校に行かせるように、もっていくんでしょ。どうせ…」
・「確かに最近、学校に行きなさいということは言われないけど、(お父さんお母さんの)表情が引きつっている。」
・「気持ちは分かってくれた気がするし、学校は行くところということも理解できる。そんなこと言われなくても分かっているのに、でもどうしようもないから悩んでいることも分かって欲しい。」
そんな声が聞こえてきます。
なんとも難しい状況ですね。
そこで、今回は「子どもが話したくなる、もう1つのポイント」をお伝えします。
それは、「気持ちを理解する態度を示す」ということです。
コミュニケーションは、一見すると「言葉で伝えること」これが全てのように思えます。しかし言葉よりも、身ぶり手ぶり、顔の表情、話すスピード、声のトーンや強弱のほうが、子どもに伝わるメッセージは、はるかに強いのです。
ですから、無表情や棒読みの声かけではなく、話してくれた子どもに対して、一緒に辛い表情を浮かべることや、深く頷くことかもしれません。
親御さんからの共感的な態度が伝わった時、『本当に自分のことをわかってくれた』という感覚を持った子ども達は、『辛いけど分ってくれる人がいるなら、頑張れるかもしれない。』『今、自分のおかれている状況からできる小さな一歩はなんだろう。』と自ら解決策を考えるようになります。
『子どもの話を聴こうとして、共感してみたけど、なぜだかうまく行かない…』そう感じた時、「全身で共感してみる」ということを心がけてみてください。子どもはもっと本音を話したくなるかもしれません。