『頭が痛いから、学校に行きたくない』と言った子どもに、親としてはどう接するのが正解?【第1回目/全3回】
こんにちは。不登校支援センター横浜支部のカウンセラー 本沢です。
「頭」を使った日本語って、たくさんありますよね。
- 頭が切れる
- 頭に入れる
- 頭を冷やす
- 頭を抱える
- 頭が痛い などなど。
他にもたくさんあります。
私が好きなのは「頭一つ抜け出す」という言葉です!
…が、良く使うのが「頭が痛い」かも知れません…
いつまでにあれやんなきゃー
あー、これも終わってない!
あー、あれがない!!
どうしよう~…
何か失敗談になってしまいましたね。
この「頭が痛い」も人によって使い方が違ってきますよね。
- 風邪で頭が痛い人
- 熱で頭が痛い人
- 偏頭痛の人
もしかしたら二日酔いで頭が痛い人もいるかも知れません。
自分の場合は、思い通りにいかない事があると頭が痛くなります。
症状によって対処法が全く違いますよね。
高校生の女の子で、こんな子がいました。
ある日朝起きると頭がものすごく痛く、布団から出られなくなってしまいました。
親から見ても本当に痛がっている様なので、病院に行って診てもらったのですが、医者からは、特に異常は見られないとの事。
一応、検査もしてみるが、結果は異常なし。
薬をもらって飲んでみるが、症状が改善されなかった様です。
最初は頻度が少なかった頭痛も、週に何日も出る様になり、最終的には1日の内でも何回か出る様になりました。
学校も最初は遅刻や早退をしていましたが、足が遠のいていき、休む事が増えてきました。
これは、ただの頭痛ではないのかも……
そんなタイミングで親御さんは不登校センター横浜支部に相談に来られました。
最初はその子はセンターには来ませんでした。
出発直前で、頭痛になってしまったのです。
本人がカウンセリングに来ないのでは意味がないのではないかとお感じになられる方もいらっしゃると思います。
でも「本人がカウンセリングに来ない」という事から分かる事もあるのです。
では次回は、カウンセラーと親御さんとでどんな事をしていったのかをお伝えしていきたいと思います。
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『頭が痛いから、学校に行きたくない』と言った子どもに、親としてはどう接するのが正解?【第2回目/全3回】